アイロンワッペン接着方法
アイロンワッペンの接着方法を解説します
準備する道具・手順と注意点・設定温度をご紹介します
- 刺繍ワッペン(アイロン用接着シートが裏に貼ってあるもの)
- アイロン(中温”約140℃”など温度調節が可能なもの)
- アイロン台
- 当て布(ハンカチ等)
ワッペンの表と裏
アイロンで付ける接着シートが
ワッペンの裏に貼ってあります
接着する際には表と裏の向きにご注意ください
ワッペンの接着手順
- 生地がアイロンの熱に耐えられるか確認
- アイロンを中温(約140℃)まで加熱
- ワッペンの上に当て布をひいて約30秒ほど押さえる(数回)
- 完全に冷めるのを待つ
1.生地がアイロンの熱に耐えられるか確認
接着をする前に
必ず生地がアイロンの熱に耐えられるか確認して下さい
アイロン接着ができない生地の場合は
「加工無し」
を選択して頂き縫い付けることをおすすめします
【下記の繊維への貼り付けはお避けください】
「アクリル・ポリエステル・ナイロン等の化学繊維」「高温に弱い繊維」
「表面が防水加工・撥水加工された繊維」「本革製品」「ビニール製品」
「毛糸の織物や凹凸のある生地、特に伸び縮みの強いもの」
全ての素材に確実に貼り付く保証はございません
アイロン接着でしっかりと接着できない場合は
縫い付けるか手芸用接着剤にてご対応をお願いします
ご理解頂けるお客様のみご注文の方お願い致します
2.アイロンを中温(140℃程度)まで加熱
アイロンを中温(140℃程度)に温め貼り付ける場所を決めます
必要以上に熱すぎるとワッペンや生地を傷めてしまうので
中温(140℃程度)まで温めてください
(アイロンのスチームは切ってください)
一度しっかりと貼り付いたワッペンは剥がすことが困難です
貼り付け場所をしっかりと決めてから接着してください
3.ワッペンの上に当て布をひいて
約30秒ほど押さえる
ワッペンの上に当て布をひいて真上から押さえます
押し付けるように強い力を加え30秒程度を”目安”に接着!
あくまでも接着時間は”目安”なので生地の種類や厚みなどで異なります
様子を見ながら接着時間を調整して下さい
コツはこすりつけずに真上から強く圧力をかけることです
30秒程度押さえたら”裏側”からも同じ要領で強く押さえます
接着が不十分な場合は2~3度、
表と裏、両面からアイロンを押し当ててください
(ここで温度を上げたり当て布を外すことはしないでください)
4.完全に冷めるのを待つ
接着後は触らずに完全に冷まします
この時ワッペンは接着シートが溶けている状態です
しっかり付いているかどうか心配ですが、ここで触ったり確認すると剥がれてしまいます
しっかり冷めるまで触らないようにして下さい
【接着が付くにくい場合】
この場合はアイロンを押しつける力が弱い場合がございます
上から押し付ける力を強めにして再度お試しください
生地が厚いものや取付け場所がボタンや金具などの近くで
アイロンの熱が伝わりくい時などは
接着しにくい&出来ない場合もございますので
必要以上にアイロンの熱を加えないようご注意して下さい
ワッペンにもいろんな種類の形がありますが
鋭角なとがっている部分は先端から剥がれやすいので
始めから先端部分だけを糸止めする方法がおすすめです
ワッペンが剥がれにくくなりますのでぜひ活用して下さい
洗濯頻度が高いユニフォーム等へのアイロン接着は、
アイロンを仮止め程度として、
まわりをまつり縫い等で縫い付けられる事をおすすめいたします